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自主制作アニメ 制作記

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オリジナルアニメ「As a sword」の制作過程を記録してます。キャラ作画、Blenderによる背景、それらの合成から編集まで、全行程デジタル処理です。

使用ソフト 作曲用

まずは、作曲に使っているソフトの解説をざっと。
僕自身、作曲は人にあれこれ言えるレベルではないので、ソフトの紹介と思って大目に見て下さい。
midi音源にRolandのsc8820を使っています。

・Singer Song Writer ver8.0 (Internet, 有償)
Cap_ssw.gif
Singer Song Writer 8.0 for WindowsSinger Song Writer 8.0 for Windows
(2004/03/19)
Windows
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結構しますね~。独身のうちに買っといて良かったデス。もっとお手ごろ価格のソフトも有るんですが、数値入力の使い勝手でSSWを選びました。

## 1 ## midi音源を使用しての曲data入力 《出力形式= *.ss6》
ピアノロール入力、楽譜入力、数値入力が選べますが、ある程度慣れた人なら数値入力が一番良いと思います。僕はかれこれ15年以上前からX68000の"STed2"に親しんでいるので覚えるのは楽チンでした。いやー懐かしい。
あとはmidi音源のエクスクルーシブの入力の為に【GSエクスクルーシブ・バイブル】を購入。これを覚えるとエフェクト類を細かく設定できる様になるので音の表現力が広がります。エレキギター音の歪みを出すとき等は必須です。
GSエクスクルーシブ・バイブル―すぐに使える応用テクニック実例132GSエクスクルーシブ・バイブル―すぐに使える応用テクニック実例132
(2002/08)
ゼップ
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## 2 ## 録音 《出力形式= *.wav》
入力が終わったら各パート毎にmidi音源からwav fileに取り込み。mic端子からアナログで録ってるんでノイズだらけですが、そこは妥協で。

## 3 ## wav file音質調整 《出力形式= *.wav》
SingerSongWriterではwav fileの加工もお手の物です。
主にイコライザーで低音部・高音部の音量を削ります。これをやらないと音のこもりや割れの元。また、コンプレッサーで音量を均します。あとは適度にリバーブ等のエフェクトを追加して完了。最初はエフェクトをかけすぎて音がモワモワになったりします。僕は下の本で勉強しました。数十ページ分のノウハウしか作品に活かせてないないですが(汗)。
音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks)音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks)
(2006/11/13)
永野 光浩
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・Audacity ver1.2.2(Free) 《出力形式= *.mp3》
Cap_aud.gif
上記で音質調整が終わった各パートのwav fileを重ね合わせて完成。このソフトでも音質調整できるのですが、SSW8.0の方が高機能なので僕はSSW8.0を使ってます。
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  1. 2008/12/31(水) 00:14:04|
  2. Software/Format
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使用ソフト 一覧

下記のsoftwareが活躍します。
それぞれのsoftwareの用途はまた別の記事で....。大半はfree softでまかなえるにしても、お金の掛かる趣味ですなー。

■背景用
・Sketch up ver6.0(Google, Free版)
・Blender ver2.47(Open source, Free)

■キャラ用
・EasyToon ver 1.9.1 setagaya (Free)
・PhotoShop ver6.0 (Adobe, 有償)

■動画編集用
・Photo Motion ver1.0 (ZenmaiHouse, Free)
・AVI2JPG ver1.0 (Free)
・VirtualDub 1.4.13 (Free)
・After Effects CS(Adobe, 有償) ←購入未。お金貯めてから。

■作曲用
・Singer Song Writer ver8.0 (Internet, 有償)
・Audacity ver1.2.2(Free)
  1. 2008/12/30(火) 03:20:48|
  2. Software/Format
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動画の仕様

さてさて、ようやく動画作成を再開した訳ですが、まずは基本的な現状確認から。

■PC環境
PC : WinXP sp2/ Pentium4:2.4GHz / RAM :512Mb (←ひー!)
モニター:24inch 液晶wide
タブレット: Wacom intuos3 A4
midi音源: Roland sc-8820

■題材
1分半程度の長さの音付き・フルカラー動画(←一般的にはそれが普通)を作ろうとしています。
題材は既に完結しているGIFアニメ作品【As a sword】の予告編的な良いとこ取りの何かです。製作者にしてみれば、作りたいシーンだけを作れるという大きなメリット(笑)があります。
あと、すでに本編は完成しているのでイメージが作りやすいです。
背景は3DCGで製作。キャラはGIFアニメの如く全コマ手描きし、後に背景と合成してavi形式で出力する予定。

■動画の画面サイズ
はっきり言って良く分かりません。とりあえず画面の縦横比が映画と同じになれば、と思ってます。適当なDVDの画面をキャプチャーしてみると、下図のようなサイズでした。

size= 720x480 px/ 上の余白が58、下が61。これをそのまま頂きます。こんなんで大丈夫だろうか?

■動画のフレームレート
また、題材がGIFアニメなので動画の下書きが使いまわせる用にフレームレートは15fps (毎秒15コマ)にします。DVD等ではNTSC規格(日本・北米などで使われてるらしい)に従って、29.97fpsで保存されています
余談ですが、フィルムのテレビアニメ等では24fpsで、労力削減・製作時間短縮の為に2or3コマ連続で同じ絵が続きます。作画枚数が1/2 or 1/3で済むからです(2コマ撮り、3コマ撮り、等と呼ばれます)。
僕のGIFアニメのアクションパートは大半が最速のインターバル=6設定なので、15fpsだとインターバル6(16.7コマ/秒)より若干遅い程度。GIFからの使いまわしが利 続きを読む
  1. 2008/12/30(火) 02:44:02|
  2. Software/Format
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プロフィール

油澄

Author:油澄
1973年生まれ(♂)。
山形大学漫研⇒半導体エンジニアを経て、現在は自治体職員。
趣味でイラスト・動画を作成。
== 好きな物 ==
香港映画、森博嗣、
ちょっと横になる布団

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